2016年 04月 11日
こんぴら歌舞伎 1 |
感想としてはとにかく行って良かった〜。
山の中腹にある、まさに芝居小屋でした。
劇場の整理などは地元のボランティアの方がやっていらっしゃるようで、その手作り感や盛り上げようとしてくださる雰囲気も良かったし、歌舞伎座、南座、松竹座、博多座といった大劇場には決してない舞台と客席の近さ、一体感。
休憩時には板戸が引き上げられて春の心地よい風が入ってくるのですが、そこから見える新緑のまぶしさもすごく印象に残りました。
演目では「幸助餅」の鴈治郎さんの幸助、それと中車さんの雷の組み合わせがとても素敵。鴈治郎さんの屈託の無い笑顔が幸助に本当にはまっていて、男の友情物語に最後は涙してしまいました。僕以外にも観客の皆さんのすすり泣き多かったですよ。
また行きたいなあ、と思わせるこんぴらさんの春でした!
by RM035
| 2016-04-11 20:57
| 雑記